2007年05月21日

大宮市営斎場「思い出の里」での葬儀

usuike.JPG透けるような青空でのご葬儀(告別式)でした。

1ヶ月ほど前にご相談にのった方のお母様の葬儀が、大宮市営の斎場「思い出の里」にて無宗教で執り行われました。

車で現地へ向かうまでの1時間は、頭の中をいくつかのシーンとその時の自分の心情とがグルグルと駆けめぐるのでした。

彼女から23:30頃、初めて電話をもらったときのこと。
次の日にメールでも相談いただいたこと。
紹介をした葬儀社を介して「お母様のご容態が悪くなりました。これから母の看病に集中したいので、万が一のときはそちらでお願いします。」という報告を受けたときのこと。
外出先で、他のスタッフから「お亡くなり」の報告を受けたときのこと。

「ああ、とうとう旅立たれてしまったのか・・・」
見送る人、見送られる人の気持ちをあれこれ想像をし、胸がギュッと痛む、そんな時間でした。

思い出の里は、とても静かで、園内はかなり広く緑も多い。一瞬、どこか外国の公園をイメージさせるような感じでしょうか。
斎場と納骨堂と霊園が併設されており(火葬場はない)、もし、埋骨もここにできたとしたら、この場所はとても故人にとっても遺族にとっても特別な場所になることでしょう。

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現地へ到着し、早速、必要な確認を行います。2〜3例をあげてみると、

●実際の祭壇が見積の金額比べて妥当なものかどうか。
●ご相談者の要望にきちんとかなっているのか
●葬儀社がご喪家から信頼をうけているかどうか

などなど。

このたびは、さいたま市にあるS葬儀社が担当してくださったわけだが、さすが、実際にこちらの葬儀社を利用したご相談者からの評価が、かなり高い葬儀社だけあって、遺族へはもちろん、現場に居合わせるスタッフへの指示系統など、そつのない対応、細部にわたる心遣いが、びんびんとこちらに伝わってきます。

ご相談者へごあいさつをさせて頂いた時、真っ先に彼女がこういってくださった。
「本当にいい葬儀社さんを紹介してくれて、有難うございます。丁寧にこちらの思うとおりにやっていただいています。」

『今の時点で、何かお困りのことはありませんか?』

「大丈夫です」

その言葉を聞いて、少し安堵をした一瞬でした。


開式時間になると、静かに葬儀はスタートしていきます。

無宗教の葬儀に参列して、いつも「ここはいい」と思いますのは、故人様が中心であることです。

このたびは、お嬢様であられるご相談者、お孫様、そして喪主のご主人様が、それぞれ故人様との深い思い出をつづったお手紙を読まれました。


それぞれのお手紙を聞いていて、相談員としては失格かもしれません(感情に流されるのはよくないのかもしれません)が、家族愛の深さに感動して何度も涙がこみ上げてきて、涙が零れ落ちないよう、その都度、ギュッと唇を噛んでこらえます。


葬儀を終え、出棺なさっていくとき、霊柩車の「ピーン」という音が、空の青さに吸い込まれていく・・・・


どうか安らかにお眠りくださいませ。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

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posted by 葬祭カウンセラー at 06:33| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 無宗教葬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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